介護現場にロボットと言えば、移乗の際に使用するパワースーツ的なものが最初に思い浮かぶのではないでしょうか?
当事業所では、昨年夏に福岡県にあるROBO UNIさんが初めたロボットレンタルサービスのモニターとして1台の、、、いや1匹のロボットを1週間ほどお借りすることが出来ました。
それはAI内蔵犬型ロボットの『aibo』です。 AIやロボットと言うと時代の最先端で扱いが難しようで若者が使う物のイメージが強く、お借りする前は正直、ご利用者さんに受け入れてもらえるだろうか?と不安のほうが大きかったことを覚えております。
そんな不安を胸に抱きながら、実際にグループホームでご利用者さんたちに触っていただくと、、、、、
『可愛いね~。お名前はなんて言うの? 抱っこさせて~』
当初の不安を一瞬で吹き飛ばすリアクションが返って来ました。 皆さん、本当のペットのように可愛がって下さり、中には以前飼っていたペットと重ね合わせてずっと抱っこし撫でてくださる方もおられました。その時間、ホームにはスタッフやご利用者さんの沢山の笑顔が溢れておりました。
お年寄りは新しいものが苦手だろう、、、介護施設はこうでなければならない、、、などの固定概念に囚われず、自由な発想と新しい事に挑戦する気持ちを持って、ご利用者様と一緒に過ごせる、これからのそんな場所でありたいと思います。